大寒

暫く寒くても過ごしやすい日が続いていたのでとても気分良く散歩を楽しんでいましたが、昨日の午後は春のように暖かくなり、かと思ったら今日はまた寒いじゃない!
こんな時は体調管理に気を付けないとね、もうすぐライブだから。


1988年3月7日にN.Y.でトラック・ダウン(mix)した時のカセットテープが出てきたのでどんなものかと恐る恐る聞いてみました。
N.Y.のスタジオで録音したそのカセットには当時のアシスタントが書いたクレジットが記されていて、あの時の記憶が蘇ってきました。
デッキのスタートボタンを押してもなかなか音が聞こえてこなくて、大丈夫なのかなあと心配し始めた頃に突然「Summertime in blue」のイントロが鳴り始めてきました。

そのサウンドはとてつもなくクリアーでふくよかで、自分が想像していた音像を遥かに超えて響いてきました。
ハイラム・ブロックが織成すギターの躍動感やヴォーカルの響きも実に力強く、当時のスタジオワークが見事に蘇ってきました。

慌ててオリジナルCDと聞き比べてみましたが、当時のCDでは音が痩せていてなんだか軽くて細い印象の音でした。

そのカセットには運良く全曲録音されていたのでそのまま久しぶりにじっくりと聞いてしまいました。
反省するところもあるけどかなり良いアルバムでしたよ。なんて・・・。


今だったらなあという残念な想いと、1988年のニューヨーク時間を味わえたという得した気分となんか複雑です。


録音再生技術が革新的に進歩したとはいえ、アナログが持つ癒しの響きには大切な秘密が隠されているようです。
巷に溢れるデジタル・サウンドだけでは色々な意味でかなり危険だなと改めて実感しました。

という事はやはり、ライブが良いのです。



2009年最初のステージは新しいエネルギーが伝えられるように、そして皆さんに楽しんで戴けるよう心して頑張りたいと思っています。
リクエストのあった楽曲なども参考にしながらメンバーと構成を考えていますので、お時間のある方は是非いらしてください。


御陰さまで名古屋得三のチケットはアッという間に完売しまして、あとは当日券を少々用意できるかなというところです。

そして2月8日(日)の横浜サムズアップも残り僅かという好調な動きだと聞いています。

いつもありがとうございます。

皆様のバックアップに深く感謝し、今年も健康第一で頑張っていきたいと強く感じています。



p.s.
クリスマス、ハッピーニューイヤー、そして、誕生日祝のカードやプレゼントが沢山届きました。
ありがとうございました。
皆様の気持ちをありがたく受け止めこれからも頑張ります。